和菓子の歴史は、虎屋の歴史です。
それぞれの時代の風土や生活様式と味覚、そして文学、絵画など、あらゆる日本文化の粋が具体的なひとつの形となって実を結んだもの、それが和菓子です。
とらやの菓子づくりは、餡づくりから始まります。御膳餡(こし餡)、白餡、小倉餡など、種類はさまざま。それぞれの菓子に合わせて硬さや糖度なども調整しています。
小形羊羹は、伝統の味をそのままに、携帯にも便利なサイズでご用意致しました。
小倉羊羹「夜の梅」、黒砂糖入羊羹「おもかげ」、抹茶入羊羹「新緑」、蜂蜜入羊羹「はちみつ」、紅茶入羊羹「紅茶」の5種類の味をお楽しみ頂けます。
とらや 小形羊羹5本入 1箱(5本入)
夜の梅
切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて、この菓銘がつけられました。とらやを代表する小倉羊羹です。
おもかげ
黒砂糖の独特の風味に、食べた懐かしい昔を思い出す方も多いことでしょう。とらやでは、沖縄・西表島産の黒砂糖を使用しております。
新緑
心を和ませるほのかな香りと深い緑色が特徴の抹茶羊羹です。定番の羊羹として親しまれております。
はちみつ
カナダ産のクローバー蜂蜜を使用しております。蜂蜜のコクのある風味と白餡の上品な甘さをお楽しみください。
紅茶
熊本県水俣市の山間部、石飛(いしとび)で生産された紅茶を使用しております。挽いた茶葉を白餡に混ぜ、煉りあげました。紅茶本来の甘く香ばしい香りと豊かな風味をお楽しみいただけます。
こだわりの素材「小豆」
小豆は和菓子のいのちである餡の質を左右する大切な原材料です。とらやでは、北海道十勝産の「エリモショウズ」という品種を使用。北海道は国内最大の小豆の生産地で、特に十勝は昼夜の気温差が大きいため、風味が豊かで、色艶、舌触りの良い上質な小豆が育ちます。
※「夜の梅」「おもかげ」に使われております。
こだわりの素材「白小豆」
白小豆は気候に左右されやすく生産量が限られている希少原材料です。種まきから収穫までほぼ手作業で栽培されます。とらやで使用している白小豆の主な生産地は、群馬県と茨城県。すべて契約栽培で、独自の品種です。
※「新緑」「はちみつ」「紅茶」に使われております。
こだわりの素材「寒天」
羊羹に欠かせない寒天は、天草(てんぐさ)などの海藻を原材料とした日本の伝統食品です。とらやで使用する天然の糸寒天は、雨や雪が少ない寒冷な山間地である長野県伊那地方・岐阜県恵那地方の指定工場にて、昔ながらの製法でつくられています。特性が異なるいくつかの種類の海藻をブレンドし、とらやが指定する品質(粘度等)に仕上げていただいています。
※すべての羊羹に使われております。
とらや
とらやは、京都を発祥の地として5世紀の永きにわたり菓子屋を営んでまいりました。
「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」ことを理念とし、伝統の技と心で、最良の原材料を使用した、最高のお菓子をお届けできるよう努めております。
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