SAPTA RANGI TIKA(サプタ・ランギ・ティカ)は、ネパールの重要な祭りであるティハールの最終日に行われる儀式で、兄弟と姉妹の絆を祝う特別な伝統です。この儀式では、姉妹が兄弟の額に「サプタ・ランギ・ティカ」と呼ばれる七色のティカ(額の印)を施します。それぞれの色には特別な意味と象徴があり、兄弟の幸福、健康、繁栄を祈るものとされています。
SAPTA RANGI TIKAの色とその意味
赤(ラル)赤は愛と情熱を象徴し、家族の絆を深める色です。兄弟と姉妹の間の強い愛情を表しています。
青(ニロ)青は平和と安定を象徴します。兄弟の心が穏やかで安定した人生を送れるよう願います。
黄色(ピロ)黄色は知恵と学びを象徴する色で、兄弟の知恵と成功を祈る意味があります。
緑(ハリオ)緑は繁栄と成長を表します。兄弟の人生が豊かで成長し続けるよう願う色です。
白(セト)白は純粋さと平和を象徴し、兄弟の心が純粋で平和な状態であることを願います。
黒(カロ)黒は邪悪からの防御を意味し、兄弟を悪い影響から守る色です。
紫(パイロ)紫は霊的なつながりと高い精神性を象徴します。兄弟の精神的な成長を願う意味があります。
儀式の流れ
ティハールの最終日、姉妹は兄弟の額にこれらの七色のティカを施し、花輪(マラ)をかけ、灯明を捧げます。また、兄弟の健康と幸せを祈りながら、特別な食事を振る舞います。兄弟は感謝の印として姉妹に贈り物を渡すのが一般的です。
SAPTA RANGI TIKAは、家族の絆を深めるだけでなく、兄弟姉妹がお互いを尊重し合い、支え合う重要な伝統を象徴する美しい儀式です